当店でも春の取り扱いスタート以降、その軽量さと機能美からご好評をいただいている滋賀のガレージメーカー @ohmiequipment 。
来春リリースに向けてものすごいテントを開発しています。
ライトパープルので目を引くのが、超軽量自立型ダブルウォールテントのプロトタイプ。
先日の「栂海新道 - 白馬岳2泊3日ハイキング」で、一足先にフィールドテストをさせていただきました。
結論から言うと…
「こんなテントを待っていた!」
と、心から思える最高のプロダクトでした。
いつもinstagramをご覧いただいている皆様へ、どこよりも早く情報をお届けします!
⛰️⛰️⛰️フィールドレビュー⛰️⛰️⛰️
今回テストしたテントは、ソロ用として快適な広さを確保しながら、なんと実測重量979g(本体、フライ、ポール、ペグ等すべて込み)という驚異的な軽さ。
しかし、ただ軽いだけではありません。悪天候下での快適性と安全性も、見事に両立されていました。
■暴風の白馬岳で証明された安定性
8/29(金)夜、白馬岳頂上宿舎のテント場は、平均10m/sを超える風が吹き荒れる状況でした。
そんな中でも、吊り下げ式のこのテントは設営が驚くほど簡単。ポールを立ててフックをかけるだけなので、わずか5分で設営が完了します。
強風下でいかに素早く設営できるかは、体力消耗を防ぎ、安全性に直結します。この設営のしやすさには本当に助けられました。
設営後もテントは驚くほど安定しており、安心して夜を過ごせました。
■考え抜かれた「快適」な室内空間
インナーテントには、便利な機能が満載です。
✅ 大きな開口部とメッシュベンチレーター
✅ 天井に2箇所のギアポケット
✅ 手ぬぐいや靴下を干すのに便利な4箇所のバンジーループ
散らかりがちなギアをスマートに収納でき、常に整理された状態を保てます。このギミックのおかげで「5分で撤収」が可能でした。
実はこの夜、明け方3時半頃にテントが大きくしなるほどの突風(体感20m/s?)が吹き、なんとテント場の半数ほどのテントが倒壊…!
私たちも急遽撤収し、夜明け前から行動を開始することになりました。
そんな緊急時でも、テント内が整理されていたおかげで、撤収からパッキングまでを5分ほどで完了できました。厳しい環境でこそ、こうした細やかな機能が活きてきます。
■まとめ
「軽量性(ウルトラライト)は重視したい。でも、安心感も諦めたくない!」
そんなハイカーの願いを叶えてくれる、最高のパートナーになるテントだと確信しています。
ワンポールテントの軽さは魅力だけど、居住性や設営場所の自由度も欲しい…と感じている方に、心からオススメしたいプロダクトです。
同スペック帯のテントが8〜10万円台の中、これは想像以上に「手が届きやすい価格」になりそうな予感も…。
店頭ではさらに詳しい情報もお伝えできますので、気になる方はぜひお声がけください!
店長 山本