MJです。
スタートしてから15日目を迎えました。
今回のセクションは前回滞在した街 Idyllwildから87 mile(約146km)を5日間かけて歩き、Big Bear Lake(ビッグベアレイク)という街に辿り着きました🐻

約2週間歩かない日はなく、その甲斐あってか266mile(約416km)地点を通過しました。
しかし少し足が痛くなったので休息とリサプライを兼ねて、初のゼロデイ*を取る事にしまして、先ほどはホステルの看板犬YOGI と戯れております。
*ゼロデイ→トレイルを歩かない日。



今回のセクションで1番印象に残っているのは、San Jascintoという南カリフォルニア最高峰のピークと、White Water〜Mission Creekという川沿いを遡行して標高を上げていくセクションです。

San Jascintoは正確にはPCTルートではなく、寄り道なのですが標高 3,288mで南カリフォルニア州では最も高い標高を誇る山との事で折角なので登ってきました🏔️

山頂の雰囲気は白くて大きい岩がゴロゴロしており、どこか北アルプスを連想させる雰囲気もありました。

また高山帯での行動は呼吸の乱れが大きく、一時酸欠になったのか、疲れていたのか急に眠気に襲われたので、一時座って体を休めているとふっと体が軽くなるという体験もしました。



White Waterはその名の通り、白い砂と岩で構成されており、白色のため陽射しの照り返しが凄まじく、標高もそこまで高くないのでいつも以上に体感温度が暑く感じました。

バックパックに付けている温度計が昼には40℃を指していたので、割と気温が高かった印象です。
途中、とても綺麗な川があって暑さでカラカラに乾いていた僕は迷わず水面に全身を浸して、なんとか息を吹き返しました。
(水位が高くないので寝そべって転がる感じでしたが…!)

その後のMission Creekは昨年のストームにより、トレイルの大部分が流されてしまい、道なき道をひたすらに登っていくという苦行で、固まってない砂に足を取られるばかりか、何度も渡渉やルートの確認が必要でセクションを抜けて普通の土のトレイルに戻った時にとても安心感がありました🫠



先週の投稿で40km歩く事を目標にしていましたが、手強いセクションが多く実現には至らずでした…!
また次からのセクションでリベンジします!

次は100kmほど離れたWright Woodという街を目指します。
前回とは違って、途中に2箇所くらい補給地点を通るので、あまり荷物は背負わずに歩けそうです。

ですがWright Wood付近のセクションは最近山火事があったエリアとの事で、状況を注視しながら慎重に行動しようと思います。

MJでした🤲


P.S.
Big Bear Lakeで再開したジャーニーというハイカーから、Kamikaze(神風)というトレイルネームはどうかと言われており、少し悩んでいます🤔

彼曰く、
神風は日本の侍スピリットだろ?
君は風の様に早く(そんなに早くない)、時に無鉄砲だけど、運と気持ちの強さで乗り切っているから神風だとの事。

確かに当たっている部分もあるのと、響きは格好いいなと思いつつ、神風の歴史的背景を考えると複雑な印象です…。
皆さんはどう思いますか?🤔
※1枚目の写真がジャーニーです。