店長山本です!

5月に入り、福井の街にも爽やかな風が吹くようになりました。


桜が舞い散り、山々の緑が一雨ごとに色を濃くしていく4月後半。新緑の息吹を感じるこの季節、新しいことをはじめたくなるタイミングでもありますね。

2025年も3分の1が過ぎ、あっという間にゴールデンウィークに突入。

おかげさまで店頭は連日、県内外からのお客様で賑わい、皆さんのアウトドア熱の高まりを感じています。

そんな様子を目の当たりにする中で、私自身の挑戦への想いもまた、じわじわと熱を帯びてきています。


いよいよグリーンシーズン本番ですね!



Mt.FUJI 2025 が開催

さて、ゴールデンウィーク前半の4/25-27に、富士山周辺にて日本で最も大きなトレイルランニングレース「Mt.FUJI 」が開催されました。

 

ーーーabout Mt.FUJI 100マイルーーー

総距離100マイル(約160キロ)にもおよぶ富士山麓のトレイルと、それに携わる人々と文化をつなぎます。不眠不休で走り続けるレースを通し、自らに挑戦することの大切さとトレイルランニングというスポーツの魅力を広めます。また、比類なき日本の財産である富士山の文化と自然の素晴らしさを、世界中、そして次の世代に伝えていきます。

※公式HPより引用

今回のMt.FUJI 100マイルでは、2,327名ものランナーが出走し、1,509名の方が完走されました。

参加者数、そして日本最高峰である富士山の周囲を走るというコースの規模においても、Mt.FUJI 100マイルはまさに日本一のトレイルランニングレースと言えるでしょう。

今回100マイル、KAI70km、ASUMI40kmに出走された皆さん、関わられた皆さん本当におつかれさまでした。

 

毎年この時期になると、過去に自分がこの舞台に立った時のことを思い出します。


初めての100マイル、そして悔しさ


自身にとって初めての100マイルレースは、2019年に出走したUltra Trail Mount Fuji(現Mt.FUJI 100マイル)でした。

初めて挑む未知の距離に、スタートラインに立つまでの数ヶ月間、期待と不安が入り混じる日々を送っていました。


しかし、レース後半、山間部で予期せぬまとまった降雪に見舞われ、レースは無念の中断。雪の影響の少なかった、ほんの一握りのトップランナーのみがゴールテープを切ることができました。


中断という形で特別完走扱いとなったものの、前半に力を使い果たし、100kmを過ぎたあたりからまともに走ることができなくなっていました。


もしレースがそのまま続いていても、制限時間内にゴールできたかどうかは、今となっては定かではありません。

降りしきる雪の中、力強く走り続けるトップランナーたちは遠い存在のように感じられました。

初めての100マイルレースUTMF2019は、自分にとって大きな悔いを残す結果となりました。

 


UTMFから半年後、信越五岳100マイルを完走することができ、晴れてマイラーの称号をゲット。

ですが、100マイルを完走して目標がなくなったことや、コロナ禍でのレースの中止が相次いだこともあり、その後5年ほどはまったくレースにエントリーしない日々が続きました。

 

Road to Mt.FUJI 100マイル、再び

 

あの時、残してしまった宿題を終わらせるべく、来年2026年に開催されるであろうMt.FUJI 100マイルに、改めてエントリーすることを決意しました!


2019年以来、7年ぶりとなる100マイルレースへの挑戦。1年かけてしっかりと体づくりを行い、楽しんで完走することを目指します。

 

昨年9月に出走した信越五岳110kmに向けては、instagram上で「Road to SFMT」を連載していましたが、今回はブログを通して、日々のトレーニングの記録や、レースに向けた準備、ギアの紹介、そしてメンタル面の変化など、ありのままに綴っていきたいと思っています。 

1年間という長い道のりになりますが、1ヶ月に1〜2本ペースでぼちぼち書いていきますので、皆さんと一緒に来年のゴールを目指せれば嬉しいです。

どうぞ気長にお付き合いください!

 

山本

 

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